池袋を拠点に60年。防災に関する商品を扱う商社を続けてきました。過去、いくつもの不況を経験しましたが、私たちの事業には影響がありません。バブル崩壊時も、リーマンショックでも、今回のコロナ禍でも、世間の景気変動の影響なく、社員にはお給料もボーナスも出し続けられています。
継続的に災害からお客様を守る企業ですから、私たちの会社自体が安定していないといけません。ですから、社員の雇用と生活は当然しっかり守ります。ちょっと地味に見えるかもしれませんが、安定企業でじっくり腰を据えて人との信頼を築いていく、そんなキャリアに興味がある方とぜひ出会いたいです。
創業以来、ずっと豊島区池袋を地盤としてやってきました。新宿区や渋谷区とは違い、池袋に住みながら池袋で働いている人が多いのが特徴です。お付き合いのある取引先の多くも、皆どこに住んでいるのかお互いに知っています。そんな下町情緒と人情味のあるお付き合いが、池袋の魅力です。
地元経営者同士の関係も非常に親密です。地元商工会、消防や警察の会、法人会…など、私も様々な会で役職を担っているので、日々、いろんな会合で顔を突き合わせている地元の経営者仲間がいます。大きな仕事を彼らから任されることも頻繁です。
同じように、現場のメンバーたちも地元の方々と固い信頼を築いてくれています。物件のオーナーや管理者よりも、その物件に詳しくなってしまったものもいます。コロナ禍でも次々と紹介案件が舞い込んでくるのは、そうして築き上げてきた信頼の歴史があるからです。
今後は大きな展開も考えているところです。現事業をより安定させるためのISO27001/ISMSの取得、親和性の高い事業を保有する企業のM&Aをおこなってきました。また、長年防災に携わってきて気付いたことがあります。
日本の防災業界の持つ世界市場での価値の高さ、です。
これから成長が見込まれるASEAN諸国を対象にした、「日本流の防災」を展開していければ、大きなチャンスをつくれます。すでにインドネシアで拠点展開が始まっています。もちろん、簡単な取り組みではありません。
だからこそ、新しい人材を求めたいと思っています。安定と信頼を軸にしたこれまでの経営に、これからは国際化とテクノロジーという要素を加えていきたい。
次の60年を目指す新しい浦野工業を、皆様の力で引っ張っていってください。
社長 浦野
社名 | 浦野工業株式会社 |
設立 | 1961年(昭和36年)6月6日 |
資本金 | 1500万円(2017年4月1日現在) |
代表者 | 浦野 静夫 |
従業員数 | グループ総数(役員含む)145名(2024年9月現在) |
売上高 | グループ合計 約40億円(2024年9月現在) |
事業所 | ◆本社/東京都豊島区池袋3-51-13 ◆中央営業所/東京都中央区明石町6-13 ◆三鷹営業所/東京都三鷹市牟礼5-1-11 ◆埼玉営業所/埼玉県さいたま市南区鹿手袋2-12-3 ◆市川営業所/千葉県市川市大洲1-12-5 |
主要取引先 | 東京消防庁、東京地下鉄(株)、東京大学、三越伊勢丹、東武、ヤマトプロテック(株)、能美防災(株)、松本機工(株)、桜ホース(株)他多数 |
事業内容 | 各種防災用品・機器の販売 各種防災設備・システムの企画、設計、施工 各種防災設備・システムの保守 その他関連ある付帯事業一切 |
明日のことはイメージできる。来週の予定も立てられるかもしれない。
でも、万が一のときを今、考えるのはむずかしい。
だから、私たちがいます。
人々を、街を、世界中を、
万が一のリスクから守る専門家です。
毎日コツコツ点検をして回り、
毎日コツコツ知識と経験をつみ重ねる。
会社もお店も学校も、病院も駅もお寺も工場も回る。
仕事として、何かを生み出す実感は少ないかもしれません。
何事もなく日々が過ぎ、誰からも注目が集まらないこと。
それが、私たちの仕事が目指すことです。
でも、いつか振り返ったときに、
コツコツ過ごしてきた何千日もの日々が、
お客様との大きな信頼に変わっているのに気付けると思います。
私たちの仕事
「各種防災用品・設備・システム」と言われても、ピンとこない方が多いかと思います。
「消火器」や「部屋の天井に着いている火災報知機」と聞けばイメージが湧くでしょうか。
実はこうした機器や設備は、法律でほぼすべての建築物に設置が義務付けられています。
また、設置するだけではなく、定期的に点検、検査することも必要となります。
とはいえ、すべての建築物管理者にその知識やノウハウがあるわけではありません。
そこで、私たち防災のプロフェッショナルが必要になってくるのです。
専門的な知識と長年築いてきたノウハウで、防災プランを提案、販売していきます。
納品後は、定期的に点検をおこないます。
マンション・アパート、商業ビル、デパート、大学、病院、駅。
ほぼすべての建築物が、私たちの事業の対象です。
そうした建物のオーナーや管理者の方々に求められ、防災機器の設置や点検をご提案していきます。
数時間の点検で終わる仕事から、何度も現場に足を運び数ヶ月かけて完結させる仕事まで、規模は様々。
また、現場での作業後には消防署など管理省庁への報告もおこないます。
仕事をするにあたって、「消防設備士」という資格を取得していただきます。
また、現場では建物の図面を読み取り、どこに機器を設置するべきか、どう設置するといいのか、などを定めていく工程も任されます。
大きな現場になると、自社だけではなく、いくつもの協力会社と組んで協力して作業を進めていくこともあります。
その際には、私たちがプロジェクトの責任者として計画策定やディレクション、最終確認などを担っていきます。
防災、建築、工事、法律、プロジェクトマネジメント…。
身につけるべき知識は広範にわたります。
将来身につく知識の幅に、期待してください。
成長への考え方
私たちが扱っている商品は、消火器をはじめとした防災機器や設備全般。住居も、テナントビルも、大学も、病院も、駅も、百貨店も、お寺だってそう。日本国内に建っている建造物なら、ほぼすべてが当社商品の設置対象です。しかも、消防法という法律で厳密に設置する義務が定められているため、日本に建物がある限り、当社事業のニーズは不変です。
実はこの仕事、誰でもできる仕事ではありません。設備を点検、整備するためには消防設備士という国家資格が求められます。扱う商品や作業内容に応じて、合計8種類。安定した事業プラス、資格の取得であなた個人の市場価値も高まっていきます。何十年と現場の知恵を築き上げてきたベテランたちからも真摯に学び、お客様から指名の入る人材へと成長していただけることを期待しています。
成長への近道は、立場や環境を変えることです。
与えられた立場にふさわしい存在を目指し、一気に成長が起きます。
だから、私たちはこれから入社していただく皆さんを伸ばすポジションを、
次々と用意していきたいと考えています。
関連会社や海外グループ会社のTOPにだって、あなたを抜擢するかもしれません。
コツコツ地力を培った先のキャリアも、準備していますよ。
S.S
埼玉営業所 主任
平成25年 入社
大卒後、飲食業・宿泊業を経て入社
S.I
営業第一部
令和2年 入社
日本の大学院に留学後、合同説明会を経て入社
M.T
メンテナンス部
平成27年 入社
保育士や施工会社勤務後、出産を機に転職
【応募検討中の方へ】
ASEANへの事業展開を検討しています。
実際にインドネシアには展開済み。
日本で地元密着型の防災事業を展開するのも大切なことですが、いずれは海外という未知数への挑戦もしてみてほしい。
人は、身の丈を超えた挑戦をするときに大きく伸びるのではないでしょうか。
グループ会社の社長になるのもOK、そのための環境は用意したい。
今、M&Aで子会社をつくっているのも、皆の新しいポジションをつくりたいから。
変化のスピードが早まるこれからの時代、経営に関する舵取りの経験は重要。
20代前半で入社して、10年たてばあなたたちが主役の時代が来るかもしれない。
来るべきその時に備えて、現場の視点も経営の視点も備えた人材に育っていてください。
ぼくの役目は、この浦野工業を次につなげること。
事業を残したいし、何よりもそれを担う人を育てたい。
そのためには、少しずつでも、新しい取り組みをつくっていかねばいけません。
まだ早いと言われますが、でも10年たってみればあのとき着手していてよかったときっと思う。
ぼくに、あなたの成長をサポートさせてください。
どんな人が欲しいか、コトバで言うのは難しい。
でも、一つのことに対してコツコツ努力を続けられる人に出会いたいです。
防災は、普段は裏方として、世の中を支える地道な仕事です。
そして、今会社が選ばれ続ける理由は、コツコツ裏の仕事を続けて信頼と安定を築いてきたから。
コツコツ築いた地力の上に、大きな挑戦を目指してください。
現場で何十年も続けているベテランは、他の業者よりも、オーナーよりも、誰よりも物件のことを知っています。
この歴史は誰にもひっくり返せない。
50年在籍していた最ベテランが先日退職しました。
あなたに、彼らの持っている無形の知を受け継いでほしい。
防災は昔ながらの手作業の多い業界です。
ですが、今、ベテランも含めて、社員全員がスマホやITツールを使い始めています。
いずれはスマホでみんながどこでもいても必要なデータを閲覧できるように、体制を構築中。
現場のことはベテランたちに頼りながら、でもITやデジタルツールに関しては頼られる存在を、目指してくれませんか。
CORPORATE SLOGAN
10年前から使い始めた企業スローガンです。
あまり目立たないかもしれませんが、個人的にも気に入っているコトバなんです。
地域の人も面白いね、なんて言ってくれたりする。
日常に溶け込むスローガンというんでしょうか。
このコトバと一緒に、あなたの存在もお客様の日常に馴染んでもらえれば、嬉しいです。